愛社精神ってなんだろう。

正直なところ、愛社精神ってやつにピンとこないんですよ。
経営者の自己満足だろ？とか経営者の欺瞞だろ？位にしか思えない。
会社がつぶれる→路頭に迷う、だから身を粉にして会社に尽くしていこう、っていうのも今のところ路頭に迷う可能性の低い俺には当てはまらないし。

前いた会社で、会社に帰属意識、愛社精神を持たせるにはどうしたらよいか、なんてトップが言っていた時期があった。
愛社精神とか、帰属意識とか忠誠心とか、そういうのって企業は絶対に勘違いしてると思うんだ。
本音ではいわないが、薄給でも文句言わないやつ、サビ残を喜んでやる奴。
つまり会社に都合の良い奴隷＝愛社精神のある奴って思ってんだろ？

会社へのそういう意味での愛社精神は、ある程度収入と終身雇用を保証することでできるもんだよね？
団塊の世代が若いころに薄給で激務でも頑張れたのは将来が保障されていたからだよね？
高度経済成長期のモーレツ社員ってのが、経営者の言うところの愛社精神溢れる輩なんだろ？。
もうその時点で、ねじれがあるってことに気がつかないと。
派遣使ったりや歳食ったら首切って賃金抑制してるような会社に愛社精神なんてもてるわけないじゃん。

愛国心の議論もこれとおんなじなんじゃないの？